小心者のぼくの日記

小心者のぼくが、経営・起業・資産運用であれこれしているブログ。

お金貯まるし夫婦仲も改善!夫婦でお金の話し合いをする際の4つの論点

こんにちは。“小心者のぼく”です。

独身時代と違い、結婚すると思うようにお金が貯まらなかったりしますよね。ちょっと大きい家に引っ越した、車を買った、子供が生まれた、育休に入った等々。収入はあまり増えないのに支出ばかりが増えていく。

でも夫婦でお金の話をしたり、ましてや相手が無関心だったり嫌がったりするとなかなか切り出せませんよね。そしてそんな状況に一人で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はこれから夫婦でお金の話し合いをしていきたい方向けに、話し合うべき4つの論点について解説していきます。また、お金の話をしたがらないパートナーとの接し方に関しても少し触れていきます。

お金について夫婦でしっかりと話し合い、将来の不安を取り除いてみませんか?

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夫婦でお金の話し合い

 

▼結論

夫婦で話し合いをする際の論点は以下の4つです。

  1. 年代別の目標金額
  2. リスク(損失)許容度
  3. 原資最大化の打ち手
  4. 資産構成

▼解説

  1. 年代別の目標金額

まず初めに年代別の目標金額を設定してください。20代、30代、40代…といった具合です。一番簡単な方法は、今現在の月の貯金額を考え少し背伸びをした目標を立てることです。

例えば月に3万円貯金している30歳の夫婦で、現時点の貯金額が500万円だとします。単純計算で3万円×12カ月×9年=324万円となります。少し背伸びして30代で400万円追加で貯め、資産合計900万円を目指す、というような具合です。

仮に貯金が今できていない人は、何となく節約できそうな支出を考えて「これくらいならできそう」という月の貯金額から求めても構いません。

ここで重要なことは、何の根拠もなく突拍子もない金額に設定しないことです。目標はモチベーションの源泉ですので、達成不可能な目標を設定すると逆にやる気がなくなってしまいます。

  1. リスク(損失)許容度

続いてリスク許容度、損失許容度を考えます。例えば500万円の貯金が450万円になったとしても精神的に耐えられるか、という話です。もちろん逆に増える可能性もありますが、ここでは「損失」に注目します。

副業をしていて50万円程度の損失であれば2カ月で取り戻せる人もいれば、損失は少しも許容できない人もいると思います。夫婦でこの価値観を共有し、お互いに納得できる妥協点を見つけましょう。たいていの場合はリスク許容度の低い方に合わせた方が長続きします。

ちなみに私たちは200万円くらいの損失であれば、まだ若いし挽回の余地があるのでチャレンジしても良いという結論になりました。

  1. 原資最大化の打ち手

続いて原資(貯蓄額と同義)を最大化するための打ち手を考えます。収入を増やすか支出を減らすことが一般的です。

収入を増やすために、副業する、共働きになる、転職する等が考えられます。一方で支出を減らすためには、固定費を削る、浪費を無くす、消費のグレードを下げる等が考えられます。

また私たちの例ですが、共働きと副業で収入を増やし、スマホキャリアの変更と外食回数を減らすこと、お肉を豚肉メインから鶏むね肉メインに、サラダ出来合いから千切りキャベツに変えることで支出を下げるようにしました。変更前は毎月10万円だった貯金額が、30万円に増える予定です。

過去に行った副業をまとめた(稼いだ月額も記載)記事がありますので、是非ご参照ください。

co-fam.hatenablog.com

  1. 資産構成

最後に資産構成を話し合います。これは私たちの考えですが、資産は主に3つの種類でとらえています。

  • 貯金(ノーリスク資産)
  • 投資(ロー~ミドルリスク資産)
  • 起業(ハイリスク資産)

まず貯金ですが、一般的には生活防衛資金として3か月分の生活費くらいは貯金に回すようです。私たちは年収分を貯金するようにして、1年間無収入でも生きていけるようにしています。もちろん前述したリスク許容度が低く、一切損失は許さない価値観であれば全資産を貯金で運用してももちろん良いと思います。

続いて投資です。株式や不動産、金、暗号資産などがあります。金融資産によってリスクは変わりますので、夫婦で調べながら自分たちのリスク許容度に合ったポートフォリオを組んでみてください。

私たちはつみたてNISAとiDeCoで非課税範囲いっぱいに投資し、余剰原資分を投資信託、個別株式、海外ETF、外国債に投資しています。もちろんREITビットコインへの投資でも夫婦で納得すればよいと思います。投資の際に気を付けるべきことはまた別の記事でもご紹介していますのでご覧ください。

co-fam.hatenablog.com

最後に起業です。起業も立派な資産運用だと思っています。資本金で資産を得、それを回して事業を行って収益を得るため、立派な資産運用です。

私は本業で会社の経営をしつつ、夫婦そろってフリーランスと起業も行っています。資本金はクラウドファンディングで調達したので、実際に自分たちのキャッシュアウトはほとんどない状態で事業をスタートしました。今はこういう選択も十分にできる時代だと思いますので、夫婦でよく話し合って意思決定してみてください。

私たちが起業したエピソードは下記事をご覧ください。

co-fam.hatenablog.com

▼パートナーがお金の話を嫌がる、気まずい場合

こういう悩みを抱える夫婦の話もよく聞きます。

奥さんがお金の管理をしていて旦那さんは貯金額もあまり知らない状態だったり、お互い無頓着だったり、お金の話は下品だと考えていたり。

もしお金の話をするハードルが高い場合は、まずは節約や副業に関する話からしてはどうでしょうか。「ダイエットもかねて、お肉は鶏むね肉をメインにしてみようよ」とか、「ココナラ登録してみたんだ」というライトな話題から入ることをお勧めします。 

月に貯金できる金額が目に見えて増えてきたと思ったら、次にNISAやiDeCoといった国が推奨している投資の話題を出すと良いでしょう。安心感が違いますし、やっている人も多いので色々話を聞くことができると思います。

積極的にお金の話ができれば、一気にはかどります。

▼さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回は夫婦でお金の話し合いをする際の4つの論点について解説してみました。

少しでも参考になれば幸いです。

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