【副業したい人必見!】クラウドソーシングでクライアントとのトラブルを避ける方法
こんにちは。“小心者のぼく”です
最近はココナラやランサーズといったクラウドソーシングで副業を始める方も多いですよね。私はサービス提供者としてももちろん活用していますし、クライアントとしても会社の仕事を依頼したりしています。
今はほとんどありませんが、始めたての頃、クライアントとのトラブルを経験しました。色々考えた結果、その理由は自分の未熟さとクライアントの性質の2つがあることが分かりました。
今回は、クラウドソーシングで副業を行いたい方に向けて、クライアントとのトラブルを回避するための方法をご紹介します。
是非この記事を見て、第一歩を踏み出してみて下さい。
私たち夫婦が行った副業の記事もありますので、そちらも是非参考にしてみてください。
▼結論
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自分のサービス範囲・要件を明確にしておく
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具体的なゴールを細かく設定し双方で合意する
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クライアントをチェックする
▼これまで起きたトラブル
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要求事項が途中で変わる、増える
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最後の最後で思ってたのと違うと言われる
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しつこく値下げ要求をされる
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納品の完了処理をしてくれない
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言いたいことが全く理解できず怒られる
▼トラブルを起こさない方法
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自分のサービス範囲・要件を明確にしておく
まず初めに自分のサービスの下記要素を明確にしておきましょう。
- できること/できないこと
- 稼働時間/リードタイム
- 案件単価/オプション単価
- 成果物イメージ/方向性
- 修正回数
- 作業プロセスの標準化
- 相対的な市場価値
後述するゴールの合意形成を行う場合にこの要素は必要となります。
ここが曖昧になっているとトラブルが起きるか、起きないとしても安売りしかできない癖がついてしまいます。早急に自分の仕事と成果を見える形に整理しておきましょう。
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具体的なゴールを細かく設定し双方で合意する
続いて実際に案件を受ける際の話です。ゴールを具体的に、細かく設定して双方で合意形成しましょう。ここをなぁなぁにすると、本当にトラブルが起きます。ゴール設定をする際は、上記「1.自分のサービス範囲・要件を明確にしておく」で箇条書きにした項目をご参照下さい。
特に納品物が曖昧になりそうな場合は要注意です。もし納品物に形が無い案件の場合は「時間」「回数」「状態」をゴールの設定にすることをお勧めします。
例えば「相談に乗ってください」みたいな案件です。この案件に無条件で突っ込むと、成果物が「クライアントの気分次第」になります。私がよくやる手は、「夜8:00~10:00の間で期限は1週間とさせてください。その時点で一度納品完了とさせていただきます。延長は1日当たり5,000円で、前払いです。」みたいな交渉をしています。
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クライアントをチェックする
ここまで説明したのは出品者である自分の未熟さに対する対策ですが、クライアントも見極めなければなりません。私は主に下記のような視点でクライアントを評価しています。
- 発注者評価(ココナラ)
一番数字として分かりやすいのが発注者評価です。5つ星で評価されますが、私の場合は4.5を下回っているとその方の案件は受注しないようにしています。
かなり厳しいと思いますが、お金をいただいている側であれば普通星5、悪くても4だと思います。そのため、大体は4.5点~5点の間に収束、これ以下の場合は色んな出品者と問題を起こしている可能性があるのではないでしょうか。
もちろん発注実績が少ないと低評価に平均点が引っ張られる可能性もあります。そのため取引件数は念のため見ておきましょう。私は「なんでそんなに評価が低いんですか?」とダイレクトにクライアントに聞くようにしています。
- 表現力
あまり言いたくありませんが、表現力・語彙力が低いクライアントの案件もお断りすることをお勧めします。
こちらから枠組みをお渡ししても具体的に自分の要望を言語化できない、主語・述語が無く読解が難しい、みたいなコミュニケーションコストの高い方がいらっしゃいます。
馬鹿にしているわけではなく、自分が正しい成果物を納品できない可能性が高いのでお断りしているということです。
例えば過去には、「YouTuberになりたいので、ビジネス関係の原稿執筆を手伝ってほしい」との依頼がありました。しかし当人はビジネスの経験も知識も無く、視聴者のターゲットもどんな情報を提供したいのかの方向性も決まっていませんでした。
極端な例ですが、このように自分の要望を具体的に言語化できていない方の案件を受託すると、予想以上に手間と労力がかかり、かつ満足してもらえないことが多々あります。
またこんな例もありました。とにかく長文(しかも主語述語が無く今何の話をしてるのか全く分からない)を一方的に送り続けてくる方とやり取りをした時です。なんとか文章を読み解きながら途中経過も報告、確認しつつ最後納品しました。その結果「全く関係ないものを納品して欲しかった。言い回しや雰囲気から察してよ。途中経過なんて普通確認しないでしょ!」とのことで、もちろんお支払い無しで去って行かれました。
こちらもまた極端な例ですが、伝えたい事を端的に伝えられない方とはお仕事をしない、もしくは追加料金を頂戴することにしました。
見極め方としては、案件を引き受ける前にいくつかメッセージのやり取りをすることです。「どんなことにお困りですか?」「いつまでに、どういう形式で納品しましょうか」のような質問でも見分けることができる場合があります。
- 態度
表現力はしっかりしていても、態度が悪い方との取引も慎重になりましょう。例えば50代で、そもそもがぶっきらぼうで、メッセージのやり取り自体が慣れていない方もいらっしゃいますが、ため口で高圧的な方は基本避けるようにしています。
出品者vs客の構図で接しているため、こちらを見下し色々な要求を追加でしてきたり値下げ要求をしてきます。
よくあったのが「継続で依頼するかもだから値引きして」です。これで継続依頼してきた人はほとんどいません笑 実際に継続依頼して下さる方は「まず1つ納品していただいて数字を見てみます」のように、値段ではなく取引規模の方を少なく交渉して下さいます。
それに、あったこともない初めての相手にため口で不遜な態度を取る方と気持ちの良い商売ができませんよね。
▼クラウドソーシングサービスを使わない場合...
ここまでココナラやランサーズなどのクラウドソーシングサービスを活用した副業に関して説明しました。しかしこれらのサービスを使わない場合はもっと大きなトラブルがあります。
それは「お金」です。
例えば私が実際に起業した際に意識したのは下記二つです。
- 支払タイミング
- 支払方法
支払タイミングについては、前金、納品後支払、着手金、等様々な方法があります。自分の資金需要に応じて選択する必要がありますが、こちら側の信用が無いとなかなか前金等は難しかったりします。
支払方法についても、現金、銀行振り込み、カード決済、売掛、手柄・小切手などがあります。
副業で売掛や小切手等の長い支払サイトのものはなかなかないとも思いますが、意外とカード決済は揉めました。いくらsquareやstripe等の決済システムを使っていたとしても、先方としてはカード情報を登録したくない心理が働いたりします。
銀行振り込みは面倒だ、現金手渡しはムリだ、みたいなやり取りを何度かしたことがあり、結局はカード決済に渋々応じていただきました。
そういう意味では、一番深刻なお金周りの心配がないクラウドソーシングは副業をしたい方にとって良い選択肢かもしれませんね。
▼さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回はトラブルを避けるために出品者側として気を付けることを説明しました。もちろんクライアント側もここで解説したことを気を付けて、出品者と良好な関係を築いてみると良いことがあるかもしれません。
これから副業をしようと考えている方の参考になれば幸いです。